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認知行動療法(CBT)とはどんなものですか?

認知行動療法(CBT)は、精神疾患に対する心理療法のひとつです。
『認知』の偏りや行動の偏りをバランスの良いものに改善していくという療法です。
※『認知』というのは『ものの見方』のことです。

認知行動療法(CBT)は、心理学に基づいた治療法として広く活用されています。

この治療法を受けた人は、再度心の状態が悪くなるような精神的なストレスに出会っても、問題を客観的に見れるなど、ストレス対処能力が高くなり心の病気の再発防止に役立つことが知られています。

認知行動療法は、『ネガティブな認知の偏り』を、よりバランスの良いものにしていくものですが、これまでの人生で長い時間をかけてつくられた『認知(ものの見方)』を変えていくことは難しいと思えるでしょう。

カウンセリングでバランスよく変えていけたとしても、日常生活の中で何かの出来事がきっかけで『認知』が元に戻ってしまうこともあります。

偏った『認知』に戻らないようにするためには、ある程度の時間をかけて、『スキルの定着』をはかることが重要です。
半年から1年間、認知のバランスが保てれば、定着したと言えるでしょう。

当相談室では、必要に応じて認知行動療法の技法を取り入れ、具体的なサポートを行います。

例えば、
・自分の認知のクセやパターンに気づく練習 (認知行動モデルシートの作成など)
・良くない認知をしていると気づいた時の注意のそらし方 (注意シフトトレーニング)
・実際の対人場面を想定したロールプレイ

必要に応じてこれらを行い、実践的なスキルを身につけていただきます。
これにより、日常生活での不安やストレスへの対処法を具体的に練習することができます。

カウンセリングの効果を日常に持ち帰り、『スキルの定着』を図ることで自己成長にもつなげることができます。