カウンセリング中に話すことが思いつかないときはどうすれば良いですか?
話すことが思いつかなくても大丈夫です。
話したいことが明確な場合でも、いざ誰かに話そうとすると頭が空っぽになってしまうことは誰しもあることです。
ゆっくり思い出していただければと思います。
また、人により話すスピードはまちまちです。
カウンセリングは、誰の目も気にせずご自身の言葉と、ご自身のペースでお話しいただける場です。
気負うことなくお話しください。
言葉を整理しながら話すタイプの方や、強烈な体験を話そうとする方などは、話の途中で黙ってしまうこともあります。
そんな時もご安心ください。
当相談室では、沈黙もクライエント様の気持ちを整理するための大事な要素だと考えております。
黙ってしまう状態の時は、
「何を話そう…」
「これ言ってもいいのかな?」
「もう少し整理して言葉にしよう」
「あの体験を思い出すと言葉が出ない」
こんなことが頭の中でグルグルしていると思います。
この状態は、クライエント様が頭の中を整理して、ご自身で納得される言葉や内容にしたいという状態とも言えます。
当カウンセリングは、頭の中と気持ちの整理のために、『話すことが思いつかない状態』を大切に観察していきます。
また、状況に応じてカウンセラーが質問やテーマを提案し、自然に話を進められるようサポートします。
当相談室では、『話すことが思いつかない状態』という気持ちも、カウンセリングで重要な要素だと考えております。