こんにちは!こんばんは!
人の目が気になる心の悩み相談室ココロカームのともです。

「自分、あまり話が得意じゃなくて…」
皆さんはこんなふうに思ったこと、ありませんか?
職場の飲み会、保護者同士の集まり、初対面の雑談――。
会話が続かない、うまく返せない、気の利いたことが言えない…。
そんな自分を責めてしまい、「自分はコミュニケーション能力が低い」と感じてしまう人も少なくないと思います。
けれど、実は「話すことが苦手=コミュ力がない」とは限らないのです。
「話す力」だけがコミュニケーション力ではない
一般的にコミュニケーション能力と聞くと、話し上手な人や社交的な人を思い浮かべやすいですよね。
でも、本来コミュニケーションとは「双方向のやりとり」のことです。
つまり、話すことと同じくらい「聴くこと」も大切なコミュニケーションの一部なのです。
むしろ、人間関係を築くうえで相手から「信頼される」「安心される」要素の多くは、実は話の内容ではなく、どれだけ真剣に耳を傾けてくれたかにあると感じます。
「聴ける人」が人間関係を円滑にする
人は誰しも、誰かに自分の話を聴いてほしいと思っています。
自分の思いや不安を受け止めてもらえたとき、心が少し軽くなった経験はありませんか?
逆に、会話の中で自分の話を遮られたり、すぐにアドバイスされたりすると話す気持ちが失われてしまうこともあります。
つまり、「話を聴く」ことは、相手に安心感を届けるコミュニケーションなのです。
では、どうすれば「聴く力」を育てられるのでしょうか?
ひとつのポイントは、「良い」「悪い」などの評価をせず、相手の話をそのまま受け止めること。
たとえば、友人が悩みを話しているとき「それはよくないよ」と判断を挟むよりも、「そうだったんだね」とただ寄り添う方が、相手の心は開かれやすくなります。
意見や解決策を急がず、「まずは話を聴く」という姿勢が、信頼される関係性をつくるベースになるのです。
もしあなたが、「会話が苦手」「話を振られると焦ってしまう」と感じているなら、自分には聴く力という別の強みがあることに気づいてみてください。
無理に面白いことを言おうとしなくても、あなたが黙って真剣に聴いてくれるだけで、相手は「この人は信頼できる」と感じるはずです。
そしてこの聴く姿勢は、日常のあらゆる人間関係において、とても大きな力になります。
人付き合いが苦手な人ほど感受性を活かせる
人付き合いが苦手だと感じている人ほど、実は相手の変化や気持ちに敏感な人が多いように思います。
その感受性を、「話す力」ではなく「聴く力」として活かしてみる。
すると、これまで難しいと思っていた人間関係に、ちょっとした変化が生まれてくるかもしれません。
喋ることが得意じゃなくても、ちゃんと人と繋がる力を持っている。
そんなふうに、自分のコミュニケーションスタイルを少し見つめ直してみることも、心をラクにするひとつの方法です。
おわりに
会話が得意な人を見て、羨ましく感じることもあるかもしれません。
でも、誰かの話を丁寧に聴けるあなたには、あなただけの魅力があります。
無理に話そうとしなくていい。
まずは、目の前の人の話にそっと耳を傾けることから始めてみませんか?
あなたの「聴く力」が、あなたらしい人間関係を育てていくはずです。
ココロカームは、人間関係の悩みに寄り添い、自分らしく生きるためのサポートをしています。

「他人と比べてしまう」
「ママ友に嫌われるのが怖い」
「上司の目が気になって疲れる」
「みんながいる前で自己紹介や発表するのが不安」
「外出先や職場で人の視線が怖い」
「職場の電話対応で緊張しすぎる」
「同年代が多いと、目立たないように行動している」
「人と会った後に、一人で反省会をしている」
こんな人間関係の悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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